手術から2週間たって、抜糸をしました。
以前に縫合した糸を引っ張って、病院でみてもらったことを書きましたが、その後の1週間の間に、エリザベスカラー付け忘れ事件は度々起こり、傷の治りは3歩進んで2歩下がる状態。
かさぶたができる→舐めてはがす→傷が現われる→かさぶたができるの繰り返し。
指間炎の時の無限ループ状態と同じことが。
傷をなめてるのを発見するたびに、情けないやら腹立たしいやらで、何度心が折れたことか。
それでも犬の治癒力がすごいのか、翌日には少しづつ傷が小さくなっていくのをみて、ほっとしたり。
糸が取れずに、傷が開かなかった部分がきれいにくっついているのを見ると、術後管理がいかに大切だったかとくやまれます。
抜糸の日には、もう糸がひとつしか残っていませんでした。
5,6針縫ってあったのになあ。
病院に行くのが、ちょっとはずかしかった。
ナイロンみたいな糸だったんだけど、食べたのだろうか…。
病院での抜糸作業は大変。
先生が糸をとって消毒しただけなんですが、すっごい声で鳴いて鳴いて。
一応小型犬の部類ですから、つかまえているのはそんなに難しくないんですが、声がすごくて、他の患者さんがいなかったのが幸いです。
先生に「犬の声じゃないみたい」と言われました…。
トラウマになっちゃったのかなあ。
自分では平気で糸を取ってるのにねえ。
この時点で、2,3ミリの開いた後が残っていましたが、4日後にやっとふさがりました~。
本当に、ちゃんと縫合を保つことができていれば、もっとはやくきれいに傷がふさがっていたでしょう。
傷はふさがりましたが、まだちょっと皮膚の赤みと毛が生えてない部分がありますね。
(手術前に毛を剃っているからか、腫れあがっていた部分は毛が生えてなかったから、その部分かな。)
まだちょっとカサカサしているけれど、犬の皮膚もターンオーバーは28日でいいのでしょうか?
徐々にきれいな皮膚に戻ってくれると思います。
あとは、再発さえさせなければ…。
組織検査の結果ですが、「炎症性の肉芽組織」ということでした。
悪性腫瘍ではなく、異物や菌も発見されず。
悪い物ではなかったけど、これってやっぱり結局「舐めすぎ」たのが原因ってことしかないですよね。
難しいことが書かれていましたが、多数の炎症組織とか毛包がどうのとか書かれていたので、今回は手術で切り取ってもらったのは正解だったんだなと思います。
本当は、ここまで悪化するまでに治せれば一番よかったんでしょうが、そう思い通りにはいかないものですね。