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高嶺の花 ドラマ感想

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私はお花
まさかそんなことを言いだそうとは

ドラマ「高嶺の花」

日本テレビ系列で2018年7~9月に放送された恋愛ドラマ(全10回)

脚本 野島伸司
出演 石原さとみ(月島もも)
   峯田和伸(風間直人)
   芳根京子(月島なな)
   千葉雄大(宇都宮龍一)
   小日向文世(月島市松 月島流家元)
   戸田菜穂(月島ルリ子 市松の妻) ほか

華道家”月島もも”が婚約者(籍を入れていたから元夫?)に裏切られ、傷ついていた時に、町の自転車屋さん”風間直人”(通称ぷーさん)と出会い、恋に落ちる物語である。

全話を見終わった感想

面白かったかと聞かれれば、う~ん?って感じなんだけど、結局最後まで見てましたね。

みんな愛を求めてた

”もも”は、元婚約者の妻から接近禁止命令が出されてしまうほどストーカーまがいのことをしてしまうほどで、ぷーさんへの愛に突き進むと決心するまでは情緒不安定だらけな主人公。

最後の俎上ではポエムなの?
ぷーさんに感化されて”もも”もポエマーになっちゃったの?と。

もものやりたい流派は愛あふれる生け花ってことでしょうか。

対するぷーさんも、振られても生け花を送り続けるし(下手したらストーカーです)、ず~っと浮世離れな感じで達観してたのに最後の最後で未練たらたらで、しがみつきそうな勢い。

あのお弁当のくだりは何なんでしょう。

ななちゃんも、元々家元になりたかったわけじゃないから、お花を生けたらすっきりしたと、あっさり家元の座を捨て龍一の元へ。

最後までピュアな役どころでしたね。

そして、”もも”の生け花に浄化されたのか、家元はルリ子さんにお前を愛してたと、ハニトラしかけといて何を言うって感じなんだけど。

ルリ子さんは、その言葉が欲しかったと跡取りを産むわ宣言、で大団円。

家元が愛情を示してたら、ルリ子さんも浮気しなかったのかなあ、娘を家元にするためならやっぱりしちゃったかなあ。

”なな”にばれても開き直ってたところがすごいわ。

黒幕 市松

月島流の家元である市松は、最初から最後まで策略をはりめぐらしたのに、結局”もも”を月島流の次期家元にすることができませんでした。

”もも”の最初の結婚をつぶしたまではよくある話だけど、”もも”が思いのほかダメージを受けてしまったからか、新しい恋をして相手を捨てろとか。

それが華道家の糧になるみたいな。月島流のたゆたう光と影って心に闇をもたないとダメなんでしょうか?

”もも”のダメージは想定内だったのか、想定外だったのか、どっちなんだろう。

次期家元は”もも”するつもりだと思わせといて、実は”もも”は自分の子じゃないから、次期家元は自分の子である”なな”にしたいって?

でもそのままだと”もも”にかなわないから、龍一に”なな”とルリ子の二人とも誘惑させて、”なな”を傷つけることで、才能開花させろって?

とみせかけて、最後の最後に実は”もも”が本命だけど、実子じゃないのがばれて、あとからお家騒動にならないようにいう考えだったらしい。

複雑だ。

しかし、妻も娘も利用するわ、傷つけるわ、容赦ないですね。

そして市松は、なぜか龍一と”もも”を結婚させようとして、ついに龍一はついていけなくなって逃走。事故るんじゃないかと心配したよ。

芸術家の考えることはわからんとか、華道の世界は怖いとか、そんな感じじゃないでしょうかね。「凡人である自分には無理だったんだー!」みたいなね。

”なな”を次期家元にと言い出した時は、家元もただの凡人かと思ったんですが、どこまでも才能を追及する姿勢は、とことん芸術家でしたね。

門下生を自由にあやつれるだけのことはあります。

大貫勇輔さんがすばらしかった

京都の神宮流家元候補として登場した大貫勇輔さん。

ダンサーだけに、さすがに姿勢がいい。体格もよくて着物姿が凛々しい。

台詞回しも気品があって、自分自身に迷いのない、まさに天才の神宮兵馬をそれはそれは見事に演じられていましたよね。

俎上での生け花が圧倒的と表現されても、説得力があります。

あと拾われたという謎の青年モブですが、2人のサイドストーリーが出てくるかと思ったんですが、何もなくて残念です。

天才である兵馬が唯一心を許せる存在なのかなあと。

最近のテレビドラマは10話しかないので、時間が足りなかったんでしょうか?

宗太くんの物語

最初はぷーさんが特別な人間だと位置づけるための話かなあと思ったんですが、終わってみれば、ぷーさん何もしてなくない?

自転車旅行を言い出したのは”もも”だし、彼を救ったのは坂東さん(通称イルカさん)のような気がします。

まあいざというとき駆けつけてくれたし、つながって見守ってくれたのが大事ってことなのかな?

最後に旅から帰ってきて、みんなに「お帰り」って迎えられたんだけど、お母さんに「もう大丈夫だから」って耳元で言うところ、
すっごく怖かったんですけど。私だけ?

あと、怒られそうだけど、この宗太君の話、必要なかったような。

もっとしっかり描かれるのかなと思ってたんですけど、ぷーさんのポエムに利用されただけのような気がします。

最後に

総評で感想を書こうと思った時、書きたいのは、市松と兵馬のことでした。

この話、市松を主人公に持ってきたら、おもしろかったんじゃないかなあと思いました。

キャストを先に決めてからドラマ作ってるから、無理なんでしょうけどね。