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透明なゆりかご 第4話 ドラマ感想

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NHK総合で2018年7~9月に放送されたテレビドラマ(全10回)

原作者である沖田×華の実体験を基にした漫画「透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記」のドラマ化

第4回「産科危機」

出演 

清原果耶 (青田アオイ 主人公)
洒井若菜 (青田史香 アオイの母)

瀬戸康史 (由比朋寛 産婦人科の院長)
原田美枝子(榊実江 看護師長)
水川あさみ(望月紗也子 看護師)

マイコ  (町田真知子 妊婦)
葉山奨大 (町田陽介 真知子の夫)

あらすじ

真知子の出産が始まり、無事女の子を出産。
喜びもつかの間、真知子の出血が止まらず、由比は大学病院への搬送を決める。
しかし、真知子は助からず、夫の陽介は怒りを爆発させる。

感想

いつもサーターアンダーギーを持ってきてくれる、癒しの真知子さんがついに出産。
赤ちゃんは無事生まれたのに、予告で見ていた嫌な予感通り、真知子は亡くなってしまう。
前回に続いて、大切な人を失くしてしまう話。

前回の安部さおりさんが怒っていたように、真知子の夫の陽介も怒り爆発。
そりゃね、今まで全く問題なかったんだもん。信じられないと思うわ。

だって、今の母体の死亡率って?
出産関係の医療ドラマだと必ず出てくる話ではありますよね。
日本で亡くなる妊産婦さんは年間数十人とか。
子供の出生人数が100万人切ったっていってたから、だいたい100万人に対しての数十人はとても少ないんだと思う。

だけど、ゼロにはできていない。
ゼロにできればいいけど、「絶対」はない。
婦長のいうように、どんなに気をつけても起こってしまう。

陽介は、弁護士と一緒に来て、病院を訴えると言う。
あんなに元気で、検査もいっぱいして、出産するまで何も問題なかったんだから、病院の落ち度に間違いないって、弁護士も勝てると思ったんだろうなあ。

由比産婦人科でも、大学病院でも、原因究明のためのカンファレンスを始める。
結局、どちらの病院にも落ち度はなくて、由比先生の搬送判断もむしろ早い方だったって、誰がやっても助けられなかったって、結論だった。
みな無念そうですね。

じゃあ、帝王切開だったら亡くならなかったのかなあとか考えちゃった。事前に何も問題のない妊婦さんを帝王切開することはないんだろうけど。

由比産婦人科では、他の妊婦さんたちが不安を感じて、転院していってしまう。
身近にこんなことがあったら、何かあった時に小さい病院より大きい病院の方が安心だと考えるのは仕方ないことだと思う。

カンファレンス中に気持ちが悪くなった看護婦の川井さんは、真知子さんの出産でも具合が悪くなってたよね。確か第1回の時に倒れてたのも、川井さんじゃなかったっけかな?
もともと血に弱いみたいだし、あれだけの出血をみて、結局助からなかったと聞けば無理もないか。トラウマにならなければいいけど。

結局、訴訟はなくなった。望月さんが言う通り、病院に落ち度がないとわかったから、勝ち目がないと弁護士が判断したんだろうと思う。

アオイは「あんなに怒っていたのに」と。
心配なのかな、不思議に思っているのかな?
前回の安部さんは許さないって、ずっと怒り続けるって言ってたのに。

遺族にとっては、裁判の勝ち負けじゃないし、真知子さん死亡までの経緯は説明してもらっただろうから、陽介さんも納得してくれたのかな。
納得って言うのも変な感じだけど。

その後、アオイは偶然陽介に会う。
赤ちゃんの名前は美月だということ。育児に大変で裁判どころじゃなくなったことを聞く。

陽介さん、まだ元気なさそう。
24時間体制で育児をするって言ってたけど、悲しむ間もないだろうしなあ。
心が疲れてそう。

アオイから、真知子さんの手書きのメモを受け取る陽介。
アオイは、ああいうのちゃんととっておくのか。
お母さんから「今渡さなくても」って言われてたから、まだダメなんだ。
私もダメなタイミングってわかんなかった。

家に戻って、命を絶とうとする陽介さんを美月ちゃんの泣き声が引き止める。
美月ちゃんが眠っってからにしようと、世話をする陽介。
そこには真知子が残したメモがたくさん。

陽介さん、メモの存在に初めて気づいた?
余裕がなくて、今まで目に入ってなかったのを、アオイに言われたのがきっかけで気づいたのかも。
真知子のメモの言葉に返事する陽介。
(「添い寝は危ないからダメ」のメモは第1回の話を思い出しちゃった。)

イラついた陽介の前に、散らばるたくさんのメモ。
それをみて、やっと悲しむことができたんじゃないだろうか。
そして、美月ちゃんことも、初めてちゃんと見たんだと思う。自分が守っていかないといけない存在だと気づいたから、大丈夫だよね。

あのメモは、陽介さんにあてたものだったのか、自分にあてたものだったのか、真知子さんはまるで自分がいなくなることがわかっていたかのよう。

泣ける、悲しい、切ない回でした。