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透明なゆりかご 第6話 ドラマ感想

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NHK総合で2018年7~9月に放送されたテレビドラマ(全10回)

原作者である沖田×華の実体験を基にした漫画「透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記」のドラマ化

第6回「いつか望んだとき」

ゲスト出演者 

モトーラ世理奈(三浦ハルミ)
イッセー尾形 (神村重吉)
角替和枝   (神村千代)
西原亜希   (倉田亜紀)
村上新悟   (倉田仁志)

あらすじ

アオイはハルミという少女に連れられ、山道を登っていく。
ハルミは格安で中絶してくれるという山奥の家に行くためにアオイにつきそいできてほしいのだと言う。

不妊治療の末、妊娠した亜紀は子供が育っていないことを知り離婚すると言い出す。

看護婦の望月は、自分が妊娠していなかったことに落胆していた。

感想

「いつか望んだとき」このタイトル、いいですよね。
なんか希望がある感じがします。

ハルミちゃん

2度も中絶手術をすると聞くと、誰だって何考えてるんだと思ってしまいます。
でも、ハルミの「相手の男にも言ってくれよ」って言葉、そのとおりですよね。
男性は妊娠する可能性を実感していないんでしょうか。逃げちゃえばいいと思っているんでしょうか。そのくせ、不妊だと女のせいだと考えるんですよね。
矛盾してます。

中絶は女性の心も体も傷つける。そして、命も消える。
ハルミちゃんはちゃんとわかってると思う。

たどりついた病院があやしげなとこじゃなくてよかった。ハルミちゃんによれば、腕はむちゃくちゃいいらしいし。

あの病院というか、おうちについてからの、ハルミちゃんの表情が可愛いんですよね。なんか甘えてて、親に失望した分、神村夫妻を自分のおじいちゃんおばあちゃんみたいに思ってるんでしょうね。

ハルミちゃんの「がっかりさせたくなくて」って言葉に相手への思いを感じます。
見た目不良っぽいのに、話してみると、普通にいい子なんですよね。

アオイの問いかけに神村先生は真摯に答えます。
「あの台に上がってさ、できちゃったらまたおろせばいいなんて思う人、私はいないと思うよ。」

由比先生にも質問します。
「いつか望んだとき、またちゃんと妊娠するための手術だ」と、先生は答えます。

2人の先生は同じ思い。

アオイがお仏壇で見つけたハンカチ。その持ち主の少女のシーン。

それまで、私はてっきり「この老夫婦は産院は閉めたけど、善意で中絶手術を引き受けているんだ」と思っていました。
だけど、これは「あの少女への贖罪」もあるんじゃないんでしょうか。

不妊治療は誰のため

不妊治療に頑張る亜紀さんは、夫の仁志さんのひどい言葉で傷つけられ、せっかく妊娠したのに育っていなくて、ショックを受けます。

男性不妊だと、男性は女性とは違う方向の引け目を感じてるんですね。
なんか仁志さんの弱さを知ることで、亜紀さんは、周りの見る余裕ができたんでしょうか。

不妊治療を始めると、こんなにつらい思いをしてるんだからと、余計に思いつめてしまうんでしょうね。

亜紀さんは、次の妊娠をするために、中絶手術を受ける。
まさに「いつか望んだとき」ですね。

看護婦の望月

看護婦の望月さんは、もしかして不妊に悩んでいるのかな?って描写があったけど、不妊ってほどでもないんですね。
仕事好きだし、子供が欲しくないわけでもないし。仕事柄、大変な例をいっぱいみてるから、臆病になる思いもあるし。

妊娠してしまえば覚悟を決められると思っているのに、そう簡単には妊娠しないし、悶々としている感じでしょうか。

アオイ特有の「物の見方」は、相変わらずいいですね。そういう見方もあるのかと。
お母さんは心配していたけど、アオイちゃんもいい子です。